satosakayaの感想

感想は恐らく間食のような存在

アニメ『最響カミズモード!』 第1話・第2話 感想

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 9月28日(月)からYouTubeにて配信が始まったアニメ『最響カミズモード!』バンダイの新しいデータカードダスのアニメです。多分アイカツシリーズみたいな展開の仕方ってことですね。
 4日間連続でアニメ(1話前編&後編、2話前編&後編)が配信されたため、折角なので2話分まとめて感想を書いていきます。

第1話『響け神音(ビート)!!!』

 OPからめっちゃ『アイカツスターズ!』の虹野ゆめちゃんの歌の声がする……。と、それもそのはず。OPに参加している堀越せなさんは虹野ゆめちゃんの歌唱担当さんでしたからね。『アイカツフレンズ!』以降はキャラクターの声優さんが歌唱も務めることとなり、お見掛けする機会が減ってしまったのが少し寂しくもあったので、こうして別作品で活躍している姿を見れるのは嬉しいです。

 まず驚いたのはキャラがタッチパネルで操作している音楽選択画面がかなり作り込まれている所ですね。これって筐体の方でも同じような感じなんでしょうか?
 主人公は夢幻ダイ。ドラムをやっていましたが大会で負けたことを切っ掛けにやめてしまった……という挫折を知っている主人公です。しかしドラムへの未練を断ち切ることは難しく、お店のショーケースに並んでいるドラム用品をつい眺めてしまいます。そんな所にとある女の子が。女の子は丹波リン。ダイが大会で敗北を喫した相手でした。ドラマーなのに名前の元ネタがタンバリンっぽい理由はいつか明かされるのだろうか……。タンバリンも太鼓の一種らしいので、そこからきているのかもしれませんが。『もう飽きた ドラムも音楽も』と言うダイは『ふーん その程度だったんだ あんたにとってドラムって』とリンにテンプレ煽り返しをされてしまうのでした。
 ゲームセンターで出逢った石の神・ゴウテツ。ゴウテツはダイを親方とするため手始めに家へ不法侵入し、食事の時にもお風呂の時にも学校の授業中にも現れる始末。神ということとマスコットキャラクターのような風貌が無ければ完全に小学生を追い回すストーカーの不審者です。

 そしてついに敵キャラ・ワルダークが登場しました。本作を見ようと思ったのはホビアニだからというのは勿論なのですが、PVでワルダークに一目惚れしてしまったのが決め手だったんですよね……。悪そうな顔、テンション高めの言動、ちょっと濃いめの化粧、ギザギザの歯、なんか太ももにある謎のエッチなスペース……好きにならない所がない……。
 メイン要素でもあるカミズモウが始まります。ダイが乗ってる浮遊するマシン、『バトルスピリッツ』でもこういうのあったなあって考えたんですけど、同じバンダイですし少し意識してる部分もあるのかもしれません。ワルダークが帽子投げる所でめっちゃ悪い顔してるのが最高ですね。相手の神はブロードロン、ドローンの神みたいです。忍者のような姿でドローンという現代の機械の神って昔っぽいんだか今っぽいんだか。

第2話『ジャリキシンの脅威』

 今回は序盤で世界観の詳しい説明をゴウテツがしてくれました。大会で優勝すると神様の世界の王になれるとのこと。神様のトップを大会で決めていいのかって気持ちはありますが、強い者が治めるのが道理みたいな考え方なんですかね。

『簡単に言うと ゴウリキシンは正義 ジャリキシンは悪 って感じか』
『なんか話が抽象的で大きくなってきたなあ』

 ここの会話笑ったんですけど同時に、ダイが『ゴウリキシンは正義 ジャリキシンは悪』というゴウテツの言葉だけ聞いて鵜呑みにするんじゃないのがいいなーって思いました。後に続いた『この世は悪が支配する 恐ろしい世界になってしまう』『うわ ますます抽象的な話になった!』の会話も確かにダイの言う通りゴウテツの言葉だけでは抽象的すぎて判断が難しいですし、抽象的な話を抽象的と口に出来てすぐ信じる訳では無い所がちゃんとダイが自分で考えてて好きな描写でした。

 ダイとススムの下校風景をこっそり見つめるワルダークと新ジャリキシン・ハングニル。この世界の神は小学生をストーカーしがち。ダイのことを『そ あのピンク髪の子ね』とワルダークが言っていましたが他の人(神だけど)からもピンク髪の認識なんだ……。普通にインターホン鳴らしてるの可愛いな。
 序盤で抽象的だった『悪が支配する恐ろしい世界』。その一端を現実のものとして目の当たりにしたダイはゴウテツの支えもあり、ついに戦う決意を固めます。丁寧に説得力を持たせて気持ちの移り変わりを見せてくれるのが良いですね。
 カミズモウパートに入ります。最初にゴウテツが塩をまくような動きをするのはやっぱり相撲で土俵にまくことからきてるのかな。ハングニルはマントの下の体がかなり細めで思わず折れないかと心配になりました。1話でもそうでしたけど、ワルダークは負けた時に「覚えてろよ!」とか捨て台詞を吐くんじゃなく、しょんぼりとして帰っていく所が可愛いですね……この調子でいくとどんどん好きになっていってしまう……。


 という訳で2話分の感想終わりです。全体的に丁寧な作りという印象を受けました。配信のアニメ(一応TV放送もある)はあまり追ったことが無いので見逃さないかだけ心配ですが、これからも見ていこうと思います。

アニメ『シャドウバース』 特別編2 感想

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『特別編2』

 OPがある……だと!?!?!?
 そういえば前の特別編もOPとEDはあったの忘れてました。これで本当の本当に見納めってことですね。ヒイロの「アリスちゃんがくるっと回るカットまでに紹介終わらせる縛り」みたいな若干早口紹介が愛しい。OPに謎効果音が入ってるの、同じカードゲームアニメ繋がりで『WIXOSS』を思い出すんですよね……。

 今回のシャドウバースは所謂総集編。2クール目のお話の振り返りです。12話分って結構記憶薄れていくので振り返ってくれるのは正直助かります。
 CMではチャンピオンズバトルの新CMも流れました。シャドバ部とかいう新ワードを当たり前のようにお出ししてくるんじゃない。

 特別編2については感想書いてない話やヒイロたちのナレーションを主に触れていこうと思います。
 前の特別編1では海水浴のシーンが先行して放送されたシーンだったのを考えると、もうそんなに経ったんだな~って感じです。話が進むに連れて形骸化していったポイントシステムの説明も懐かしい……。
 個人的に思い出深いのは田部丘マイセルとのバトル回ですね。この回は石川てつやさんが作監を担当されていて、石川てつやさんの絵が好きなので眼福な回だったのをよく覚えています。
 ジュスティーヌ姉妹とミモリ&アリスのタッグバトル回。ここからしばらくはアリスとミモリが中心の話なので、一緒にナレーションしてるヒイロは肩身が狭そうです。ルシア……早く来てくれ……(残念ながら来ない)。それにしてもジュスティーヌ姉妹は「この姉妹だけ別の作品から来たんか?」ってくらい色々と異色なキャラでした。姉妹のことは嫌いではないんですけど、もう少し上手い描き方もあったんじゃないかなあと思っています。
 アリスちゃんのミモリ呼びは特別編でやっちゃっていいのか!?

『あっ ルシアお兄ちゃん たまには笑ってくれたらかわいいのにね』『だな ルシアの笑顔が見たいんだけど そんな簡単にはいかなかったな』
 へえ~~~~~ヒイロもルシアの笑顔は可愛いだろうと思ってるんだ……そうなんだ…………。ヒイロ、ルシアの話になった途端に声のトーンが変わるので相当ルシアのことが好きだな? ボーイズラブ的な目線とか抜きにしても1人の人間として好感度はかなり高いんだろうなって感じます。

 終盤には次回から始まる3クール目の映像が少し映りました。あのボロボロになった街って加工じゃなかったんだ……。今後は(恐らくは災いの樹の影響で)様子のおかしいシャドバプレイヤーたちと戦ったりするのでしょうか。これまで1話か2話分くらいで登場しなくなってしまったキャラも再登場してくれるといいですね。

アニメ『ポケットモンスター(2019)』 第39話 感想

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第39話『サトシ対サイトウ!攻略たこがため!!』

見終わった後の私「えっめっちゃよかった……脚本誰だろう」
『脚本 冨岡淳広
冨岡淳広の脚本に何度も命を救われてきたオタク私「いつもお世話になっております」

 まとめるとこういう感じでした(?)。

 という訳でアニポケの感想を書いていきます。ついにやってきたサイトウさんとの再戦の日。ジョウト地方にやってきたサトシは、サイトウさんへバトルを申し込みます。しかしサトシ程の人物となると行く先々で知り合いに出会いますね……。
 ピカチュウの奮闘でまずは1勝。前回の敗北から確実に成長しています。サイトウさんが選んだ2体目のポケモンは、あのオトスパス。オトスパスVSピカチュウの時に流れていたBGMがかっこよくて好きでした。サントラってあるのだろうか。
 連戦の疲れもあり戦闘不能になってしまったピカチュウを運んでくれるリオルがすごくいいなあって感じました。トレーナーがポケモンを運ぶ場面はよくありますけど、ポケモンポケモンを運ぶ場面っていうのはあまり見ない気がします。
 ついにオトスパスのたこがためを攻略したリオルとサトシ。ですが、たこがためを破ってもバトルは続いていきます。激しい打ち合いの末、結果は引き分け。今回で勝つのかなと考えていたので意外でした。サイトウさんとサトシのライバル関係はまだまだ続いていきそうです。
 戦いの後はちょっとギクシャクしていたリオルとサイトウさん、オトスパスも仲良くスイーツを食べる姿が見れて、見たいものを全部見せてくれた感じで大満足の1話でした。ありがとう脚本 冨岡淳広……。


 特報が挟まれた関係か今回は少し特殊な構成となっており、EDがかなり短めに。大会で優勝して終わりでは無く、やはり世界の危機的なものが関わってくるっぽい。ラスボスらしきおじ様の目が終始据わっていて「ひえっ」となりました。サンムーンの話がかなりシリアスだったので今度はあまり辛い話にならないといいんですが……。

アニメ『ミュークルドリーミー』 第22話 感想

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第22話『スギヤマ☆パラダイス』

 朝、ゆめちゃんたちが登校すると何やら怪奇現象が起きている様子。怖がるゆめちゃんたちを後ろから脅かしたのはクラスメイトのかえでちゃん。かえでちゃんはもう青井先生への興味は薄れたのかと考えていましたが、今回は普通にいつも通りです。でも青井先生がデートしてるかもってなっても特に気にしてないので気持ちに変化はあったのかな? そもそもの話、憧れの気持ちだけで恋心は無かったんでしたっけ? そこら辺よく覚えてない……。

 恐らく理科の先生である茶山先生。この学校にはキャラの濃い教師しか居ないのか……。
 序盤から若干ホラー要素はありましたけど、女子更衣室のレバーハンドルがガチャガチャされたりドアが叩かれたり、その後にカラスが円を描きながら飛んでたりってシーンはちょっとガチめにホラーでした。『カラス』『なんや不気味やなぁ』の会話とか、このアニメがミュークルドリーミーじゃなければほぼ完全に猟奇的な事件の前触れですよ。まあ序盤の怪奇現象や更衣室、カラスの件などはゆにたちが(故意ではなかったけれど)やったことが原因と判明した訳ですが。
 ゆにたちの上司である悪夢の女王様が出していたゆめちゃんとみゅーちゃんの画像、日常の1シーンではなく毎回恒例アバンのシーンだったのが謎チョイスで面白かったんですけども、悪夢の女王様もアニメをご覧になっているんでしょうかね?
 
 後半に差し掛かり、「そういえばこの話サブタイトルにあんまり関係無くない?」と思い始めてきた所でやっと杉山先輩の名前が出てきました。字幕で気付きましたが『杉山ファンクラブ』ではなく『杉山ファンクラ部』表記が正しいようです。そんな杉山ファンクラ部部長へ、ことこちゃんが『押尾さん 杉山くんのこと誰よりも詳しいわよね?』と尋ねます。自然な流れで『杉山くんのこと誰よりも詳しい』という押尾さんが快い気持ちになる言葉を選ぶのが流石ことこちゃん。
 杉山先輩がドリーミーメイトの持ち主なのか確かめるため再び杉山先輩の夢の中へ入ろうとするゆめちゃんたちでしたが、実際に入ったのは押尾さんの夢でした。自分が王子になったり剣士になったり、めっちゃ色々な姿になってる夢を自分で見てるというのもそれはそれで正直ちょっと怖いので押尾さんの夢で良かったかもしれん。サブタイトルの『スギヤマ☆パラダイス』は押尾さんの夢のことみたいです。サブタイトルって基本お話全体を指していると思ってたので今回は少し違和感があったんですが、もし杉山先輩が自分のパラダイスを作ろうとしている伏線とかだったらどうしよう……(深読みオタク)。


 放送後には新ビジュアルが発表されました。なんだこのダサいマント姿の杉山先輩(仮)は!? いつもの爽やかイケメンでファッションセンスありそうな杉山先輩はどこに行っちまったんだ……何かあるのかなとは予想してましたけどまさかこんなダサいマントを翻して登場するとは予想出来なかった……。
 個人的には悪っぽいのは操られているだけなのかなって感じますがどうなるんでしょうか。新ビジュアルで一気に今後の展開が気になる雰囲気です。

『ウルトラマンZ』 第14話 感想

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第14話『四次元狂騒曲』

 今回からOPが2番になりました。ウルトラマンシリーズを1話からちゃんと視聴したのは『ウルトラマンジード』と『ウルトラマンZ』くらいなんですけど、割りと最近のウルトラマンシリーズって後半入るとOP2番に変更されるのが定番なのかな。

 さて、ストレイジの皆さんは打ち上げの真っ最中の様子。このマグロ料理とか用意するのすごいお金かかりそう……多分撮影の後はキャストさんや他のスタッフさんが美味しく頂いたんでしょうね。
 そんなお祝いムードでもハルキは浮かない顔をしています。ここ数話は元気の無いハルキの姿が多めなのでちょっと辛い。ヨウコ先輩は『どうした? 生もの苦手か?』と声を掛けてきてくれますが……まさかこの台詞をゲシュタルト崩壊しそうな程に聞かされるとは、この時はまだ知る由も無いのであった……(遠い目)。
 宇宙人に乗っ取られているカブラギはいつもの『キエテ カレカレータ』というカレーへの強い憎しみの込もった言葉は発すること無く(実際は公式サイトによると『私はいい気分的な意味』らしいです)、流暢に地球の言葉を紡ぎます。怪獣が出現し、ハルキとヨウコ先輩は出撃しようとしますが、なんとハルキが階段を上り終わった瞬間に時間が戻ってしまうのでした。
 ジャグラーさんはカブラギへ『応援してるんだぜ 俺は』と味方をするような発言をしてからの『イタズラするにしたって今日じゃねえだろ こっちは大事な打ち上げやってんだ』という発言で「やっぱりジャグラーさんっていい奴なのでは?」ポイントを今回も稼いでいきます。マジでジャグラーさんって何なんだ……??
 時間が巻き戻る現象は怪獣が原因であり、深層心理で考えていることが反映されてしまうと判明。ハルキがマグロを食べている時に巻き戻るのは「マグロを何回も食べたい」という願いが影響していたのでした。でもどんどん怪獣の出現が早まって出撃も早まってるのでマグロ食べれてないし、願い自体はあんまり叶ってないですねこれ。
『強く念じれば 次元を超えて自分が本当に行きたいと望んでいる場所に行けるはず』。そのヨウコ先輩の言葉をヒントにハルキは一歩を踏み出します。しかし着いたのはストレイジの内部でもなく、どこかの外。戸惑うハルキの目の前に現れたのはハルキの父。ハルキは過去へとタイムスリップしてしまっていたのでした。以前の回想でハルキ父がボールを取りに行くのに時間が掛かっていたのはこの出来事があったからなんでしょうか。

『もし 誰かを守ろうとしたときに その行動が同時に 別の誰かを傷つけてしまったり 守れないってわかったら どうしますか?』
『う~ん… なんて言えばいいのかな…』『守りたい人を全員守れるわけじゃない 助けるために手を伸ばそうにも 手の長さには限界がありますしね』『だから 手が届く範囲で 自分の信じる正義を 守ると決めた人を全力で守る』『それが使命だと思ってます』
『手の届く範囲…』
『そのせいで傷つけてしまったり 守ることができなかった人のことは 僕は絶対に忘れません』

 ここのハルキと消防士であるハルキ父の会話がすごく印象に残っています。なるほどと思うと同時に、これが『ウルトラマンZ』の、数話かけて提示されてきた1つの問題の答えでもあるのだなと思いました。神様でも無い人間が全てを救おうっていうのは無理な話ですから、ハルキ父の言ったようなことが人間に出来る最適解なのかもしれないですね。
 前回の総集編的な回で結構あっさり決着がついて少し拍子抜けだったんですけど、まあ土曜朝に重すぎる話を続けるのもアレなのかもしれないと納得していたので、今回ちゃんと答えを描いてくれたのは予想外でもあり嬉しくもありました。
 いい話だったな~と余韻に浸ってた所でハルキがジャグラーさんを『トゲトゲ星人』呼びしてて笑った。


 ジードではEDは変わらなかった記憶があるのでZでED変わるのは新鮮な感じです。前の曲は配信で買うくらい好きだったため寂しいですが、新曲も畠中祐さんの低めの声がシリアスな曲調に合っていて1回聴いただけで好きになりました。発売が待ち遠しいです。

『遊戯王SEVENS』 第17話 感想

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第17話『セツリの庭のネコ』

 新キャラ・ネイルの過去回想から始まった今回のSEVENS。ネイルはその天才的な頭脳で恐ろしい遊びを考えてしまい、それを見兼ねた両親が新しい遊びを教えてくれたとのことですが……何故デュエルという同じくらい危険そうな遊びを……。
 そして前回の終わりのシーンへ至ります。初登場時に椅子に座って出てきたので脚が不自由なのだろうかと思っていましたが、今回の始めのシーンで普通に立っていたのでどうやら違うみたいです。立つことは出来るけれど長時間は辛いのか、単に座っている方が楽だからなのか。

 最初の刺客・猫山シュレディンガーとルークのデュエルが始まります。
 以前登場した間黒七海の声を担当されている古川慎さんと同じく、猫山シュレディンガーの声を担当されている中島ヨシキさんもスマホゲーム『DREAM!ing(略称ドリミ)』に出演しています。中島ヨシキさんは牛若湊という超絶顔の良い男を演じており、なんと古川慎さんが演じるまたもや超絶顔の良い男・花房柳と牛若湊は友人同士なんですよ。これはもうSEVENSのスタッフにドリミのファンが居るのではと考えてしまうキャスティング。しかもSEVENSの後に放送されている『ウルトラマンZ』のゼットの声は畠中祐さんで、畠中祐さんもドリミで志部谷幽という3人目の超絶顔の良い男を演じており……流石に異なる番組ですし偶然でしょうが、何かを感じずにはいられません。

 と、話を戻します。猫山シュレディンガーは厄介なトラップ・まよい猫を発動。このトラップは猫山シュレディンガーの名前の元ネタであろう『シュレーディンガーの猫』をモチーフにしているようですね。私は『うみねこのなく頃に』での知識くらいしかないんですけど、確か「箱の中の猫が生きているか死んでいるかは箱を開けてみないと分からない」的なやつだったかと(私もよく理解している訳じゃないので気になる方は自分で調べてみてくださいね)。まよい猫もそれと同様、隠されたカードの種類を見て効果が確定するトラップです。
 ルークは『そうだ 思い出したぞ 俺は悩んでいたんだ』『遊我がデュエルの王になったとき 本当に俺に王の座を譲ってくれるのかどうかを』とトラップに対して悩み出し……いやトラップあんまり関係ねえなルークの悩み……。捉え様によっては「ルークにデュエルの王を譲ってくれるか譲ってくれないかどうかは遊我がデュエルの王になってみないと分からない」という『シュレーディンガーの猫』に繋がるものがある気もしなくもないですが。ともかく、悩んでいるせいかトラップに翻弄されるルークはボロボロのフニャフニャになってしまいました。もしかしてフニャフニャも猫繋がり?
 トラップとは関係の薄い悩みを謎の洞察力で言い当てた学人は、『だったらここで 遊我くんに聞いてみるんです』と勧めます。意を決しルークが『この俺に 王の座を譲ってくれるか~!』と問いますが、遊我の答えはNO。『けど 王には誰だってなれる 無数の可能性が存在しているんだ ルークが王になるのも可能性のひとつだよ!』そう語る遊我。『シュレーディンガーの猫』の可能性の話と繋げてくるのが上手い。遊我の言葉で悩みも吹っ切れたルークは逆転勝利を掴みました。最後に戻したカードを忘れてしまう所は遊我の言う通り『それでこそルーク』って感じで個性が表れてて良かったです。


 次回はロアが参戦し、グレてしまったバンドメンバー・平ゲッタと戦うお話。そういえば『君たちが6回負ければ完全敗北とみなし』というネイルの発言から予想するに少なくとも6回はデュエルがあるはずですね。遊我、ルーク、学人、ロミンちゃん、ロア……ってことはミミちゃんも含まれているのでしょうか。ミミちゃんが準レギュラーからレギュラーとなる日も近いのだろうか……。

アニメ『シャドウバース』 第24話 感想

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第24話『祝福と災い』

 アニシャド2クール目最終回。サブタイトルの意味が開始数秒で説明されます。『災いの樹』は最初は『祝福の樹』と呼ばれていたらしく、それがサブタイトルになってるみたいですね。
 アバンではヒイロの両親と一緒に若かりし頃のレオンが……ってお前あんまり変わってなくねえか!? これがいつ頃の話なのかよく分かってないんですけどそこまで前の話ではないのかな……。でも声は現在のレオンよりも若い雰囲気でした。
 今回はOPなしだったため前回で本当にリアルタイムでは見納めだったようです。最終回でまた流れたりしたらいいな。
 前回から引き続き繰り広げられるヒイロVSレオンのバトル。レオンはアーティファクトの能力で戦いを有利に進めます。しっかし第一の能力、第二の能力、第三の能力、更に第四の能力もあるって四天王かよ。ついには無敵バリアまで張り始めるレオン。この無敵バリア原作スマホゲームにもあるんですかね?
 ヒイロが苦戦する中、他の6人は次々と決着をつけていきます。ミモリが急にブリリアントフェアリーたちをプレイして『こ、これが… これが選ばれし者の力なのか!?』って何がなんだか……。アリスちゃんの対戦相手の『なぜだ… なぜ私が負けるのだ』という言葉にアリスちゃんが『なんでだろうね』って返すの煽りスキル高めで笑う。

 後半パート開始早々『耐えてみせろ! 超えてみせろ! 選んでみせろ! 竜ヶ崎ヒイロと滅茶苦茶リズムの良い言葉が聞こえてきて「ラップバトルでも始まったのかな?」と思いました。
 レオンの容赦の無い攻撃により、ついにヒイロの体力は残り1に。手札も乏しい状況で諦めかけるヒイロへ『エイジは諦めなかった』と言うレオン。やたらとエイジとヒイロを重ねてきますがヒイロヒイロであって、エイジがこうだったからヒイロもこうあれと言われても困りません? ヒイロ自身を無視してるみたいでそこがもやっとします。
 ここでもう一度回想。ヒイロの両親は母は災いの樹の依り代にされ、父は依り代となった母と共に封印されることを選びました。正直私は「自分等で産んだ息子放って何してんねん……」という気持ちが強いですね。そんな危険な研究をしていたならば子供作るなよと思います。子供作った後に危険な研究へ手を出したとかだったら本当にアレです。どんな事情があったにせよ、息子を残していったのは事実なので、戻ってきたらちゃんとヒイロと話してほしい……。
 絶望的な状況に陥り、ヒイロはついに膝をついてしまいます。そこに現れたのはルシア。ルシアの言葉に励まされたヒイロにいつもの調子が戻ってきます。今までルシアとヒイロは幾度となくぶつかり合ってきましたが、こんなにもルシアが必死にヒイロを鼓舞するのは初めてな気がします。考え方に違いはあれどお互いに声を掛け合える関係は美しいですね。

 そして24話終了……となった所で続きがありました。やっぱりレオン・オーランシュとかいう奴、信用出来なくない!? 災いの樹から両親を救った後に今度は自分が依り代になって世界の神になりこの世界を変革するとか言い出しそう……。


 今回の感想はいつもより文句多めになっちゃいましたけど、ただ見て感じたことを書いているだけなのでアニシャドが嫌いとかそういう気持ちから書いている訳ではないです。そこは誤解しないでもらえると助かります……。
 特別編は感想書くか分かりませんが(と言うかどの作品でも毎話感想書くと決めてはいない)見るのは見るため、何かあったら投稿しようと思います。特別編、所謂総集編はどういう風に編集するのか意識して視聴するのが好きなので楽しみです。